
★2002年10月・11・12月の日記★
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2002/12/29(日) どうぞ皆さま、よいお年を ■お詫びと訂正 卒論の第1章2節(3)で、『エースをねらえ!』の作者名が間違っていました。この場を借りて深くお詫びいたします。申し訳ありませんでした。 卒論を書き終えてから一年たちましたが、あの時のエネルギーはたぶんもう修論では出せないだろうなあと思います。私はマンガが好きだからというより、自分の目線からみた「マンガ」について語りたくて、卒論テーマにマンガを選んだのかもしれないです。 ■「ハンターおもしろいじゃん」 えー、突然ですが。我が弟がついに目覚めました。 今までさんざん姉が薦めてきたのに、「絵が雑」の一言でハンターに見向きもしなかった一番下の弟が、やっとハンターの面白さに気づいたようです。いや、もともとアニメの方は結構見ていたんですよ。ただ、原作にはほとんど興味を示さなかったのですね。ちなみに「ジャンプ」ではテニスと碁とサッカーが好きらしく、それは今も変わっていませんが。 うーん、弟も「成長」したというか、クセのある(?)作品も受け入れられる器ができたというか・・・なんにせよ大きな第一歩です。わが弟の行く末を黙って見守っていくことにします。 この調子だと、「絵が怖い」といってこれまで敬遠していた「レベルE」にハマるのも時間の問題みたいですね。大丈夫です、これからみっちり教育していきます。 ■私の2002年 今年最後の更新ということで、私にとっての2002年をちょこっと語ってみたいと思います。ついでに、今年は何に迷っていたのかってことも含めて・・・来年につなげるためにも。 そうですね・・・気がつけば今年ももうわずかですが、2002年は私にとって本当に密度の濃い一年でした。毎日が充実してたかどうかなんて、そんなこと考える余裕も振り返る暇もありませんでした(苦笑)。まだ課題が残ってます。余裕で提出期限過ぎてます。どうやらこんな調子のまま新年を迎えそうです。 でも、卒論に全力投球して終わった去年以上に、今年は「得たもの」が多かったのも事実です。一番大きかったのは、自分の前提をすべて疑って可能なかぎり崩していって、はじめて見えるものがあって、そしてそれが他者理解への第一歩にもつながる、ということを実感できたことでしょうか。それと同時に、自分の「やりたいこと」と「できること」を冷静に見極めることが大切なんだなと改めて思いました。それがたぶん、自分のオリジナリティにもつながるかな・・・とか、まだいろいろ揺れてますが。 平たく言ってしまうと、やっぱり、アングラはアングラであるところに意味があって(苦笑)、いばらの道を選んだところで、必ずしも「いい研究」になるかどうかわからないってのは、いろんな意味でリスキーだと私なんかは正直思ってしまいます。それを、研究とジャーナリズムの違いだとするのは言い訳でしょうか。 そう考えると、しょせん自己満足の世界に過ぎないわけですが、それをはっきりと自覚した上で「自分は何ができるのか」「どのやり方なら最善を尽くせるのか」が勝負どころかな、と思うようになりました。そういや卒論の時もそうだったなぁ(忘れっぽいヤツ・・・)。 社会調査とか研究といっても、間接的な影響を与えることはできるかもしれませんが、それを「社会の貢献」というのはどうかと私個人は思います。だけど、アカデミックな立場から「研究」することが、情報提供してくれたインフォーマントに対して、今の私が応えられる唯一の手段でもあります。「理論」が、ある事柄を解釈する上で一つの手段になりうること、そしてそこから汲み取るべき問題(私達自身への問いかけ)があることも、また否定できないはずで・・・そういう「謙虚さ」と「客観的な視点」は最後まで失わずにいたいなぁ、と。 ――などとあれこれ考えていたら、先日こんな報道↓が。 ■「警察庁、出会い系サイトの規制案を早ければ来年提出」 ちなみに私の率直な感想→本音でたなー(苦笑)。 いや、何らかの法対策が必要だというのはわかります。ただ、なんていうか・・・やっぱりね、「買う側が悪い」っていうのは建前で、結局は「まず問題視すべきは売る『少女』」なんだろうなって思ったのです。 少年法の規定から、刑事罰は適用せずに「保護処分」という方向で検討していくようですけど、売り手を「保護する対象(被害者)」から「罰則対象」に変えたのは、どう見ても180度の転換。うーん、児童買春・児童ポルノ禁止法(1999年)は何のために制定されたんだか。 そもそも、警察庁は「18歳未満を児童買春などの事件から守るため」といってるようですが、これは「『少女』が『勧誘』するはずがない」っていう建前に過ぎません。「現実」はどうなんでしょうかね。それは取り締まる側がよくわかってるはずですが。っていうか、問題の本質はそこじゃないだろうと私は思うのですが。 ・・・えー、キリがないのでこの辺で(笑)。 すみません、この話題で今年を締めくくることになるとは思っていませんでした。でも2002年の私は、このテーマにあれこれ頭を悩ませていて、そして来年には自分なりの答えを出さないといけないわけで・・・。 来年は修論の年ということで、いろんな意味で今年以上に大変な一年になりそうです。教育実習もしなきゃいけないし、修論も書かなきゃいけない・・・それ以外にもやるべきことがたくさんあって、はたして2年で卒業できるか今からまじで心配です。どうなるか本当にわからないのですが、とりあえずサイトはもうしばらく続ける予定です。月イチしか更新できないかもしれませんが、管理人としてもこの「場」をもう少し存続させたいと思っているので・・・。 サイトともども、来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m それでは皆さま、よいお年を!
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2002/11/26(火) 久々にマンガの話題 ■サイト更新 せめて隔週ペースで更新できたら・・・といつも思うのですが、時間的な余裕がないままダラダラやってきました。気がついたらもう11月も終わりじゃん、という感じです。 毎日、何かしら「やらなきゃいけないこと」に追われていて、自分のやりたいことはもちろん、遊ぶ暇も休む暇もない生活というのは、自分でもどうかなあと思います。今年さえ乗り切れば・・・と思ってなんとか突っ走ってきたけど、そろそろエンジンが切れてきそうな予感(苦笑)。リタイヤだけはしないように、ちょこちょこ休んではいるんですが・・・自分の中でバランスとるためにも、無理せずダラダラとやっていきたいと思います。 いつになるかわからないんですが、そのうちハンターのキャラ考察やりたいと思ってます。キャラ考察っていうのは、どこのサイトさんでも大抵はじめにやるものですよね。なのにウチでは今までやってこなかったわけですが、これは別に深い意味はなくて(苦笑)、私がキャラクターについてあんまり考えたことがないからなんです(それはまあ、今でも基本的には変わりないのですが・・・)。ハンターでは感情移入するキャラが特にいないから、というのもありますし。それに、ゴンとかクラピカとか団長とかって、私の中ではイマイチつかみきれないキャラなので、そういうキャラのことを考えるのって正直難しいんですね(苦笑)。たぶん想像力が足りないんでしょう。 問題は、いつそれがUPできるかだ。 ■「センチメントの季節」 このマンガ、援交やメル友を題材にした作品なんですけど、援交やメル友っていうのが結局この作品ではあくまで舞台の背景に過ぎなかった、という点が個人的にはおもしろかったです。性描写が毎回のように出てきていながら、作品の根底にあるテーマは「現代の若者の性のあり方」でも「援交の是非を問うこと」でもなくて、もっと別のところにあると私は思ったのですが、どうなんでしょうか。 ところで、この作品読みながら、なんか似たような感覚を以前にも受けたことがあるなーと思ったら・・・「エヴァ」でした。「エヴァ」については、私には難しかったので卒論でもさらりと触れるだけでしたが、「エヴァ」を見終わった後、私はある種の疲労感におそわれたんですね。この「センチメントの季節」も、ちょうど読後感はそんな感じでした。どちらの作品もテーマは違うけど、なんか似たような空気を感じます。うーん。 「センチメントの季節」は、「性」もふくめてリアルって何なのか実感しにくい中で、それでも平穏な「日常」は続いていくし、それこそリアルかどうかもわからない「自分」という存在すらも、私たちは受け入れて生きていくしかない――「わかってるけど、性もふくめてそれを言っちゃーおしまい」という、ある意味でタブーを破ったような作品です。「『終わりなき日常』に私たちはただただ漂流し続けている」という、そんな淡々とした救いのない世界が、性とからめて「現実の世界」としてこのマンガでは描かれてるんですね。 そこらへん、作者としては最後まで描いててしんどくなかったのだろうか、と思ってしまいました。個人的には、後半あたりから読んでてちょっと重かったかも。オススメかどうかはわからないけど、若い世代ほど共感できる部分が多い作品のような気がします。 余談:「女子高生」以上に記号化されてメディアに登場する「オジサン」ですが、この作品でもそれは例外では
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2002/11/7(水) 気がついたらハローウィンも連休も終わってました ■天気はいいけど寒くなってきたなと思ったら・・・ カゼひきかけました。もう11月なんですね。あと2ヶ月で今年も終わりとは・・・早いです。私の周りではカゼはやってるんですけど、皆さんの周りではいかがでしょうか。 のどを痛めながら、この連休は朝から晩までバイトでした。某デパ地下のパン屋で働いてるんですけど、思ってた以上にハードな職場でして、「(ガラガラ声で)元気よく笑顔で接客」はキツイ。だいたい、あんな状態ではお客さんの方も聞き苦しいし、イヤだったと思う・・・。 でも、今のバイトは残パンもらえるし(食費を浮かせたいために飲食店のバイトを始めた私・・・)、いろんなお客さんと接するのは楽しいです。うん、やっぱり楽しいのが一番。 ■やっぱり「教育」と「風俗」ってミスマッチ? 良いか悪いかは別にして、個人的には前者より後者のほうがリアルな世界に思えてしまうし、そもそも完全中立な立場というのはありえないので、どうしても後者に引きずられがちなんですが・・・(「感覚の変容」ってやつとは違う意味で)。 で、矛盾しやすいものを両立させるための最善策は何だろう、とこの頃よく考えるんですけど、やっぱり自分の気持ちもアタマも切り替えて、その場その場に応じた接し方・考え方をすることかな、という妥当な結論に至りました。実際問題、「教師のタマゴ」らしくやってる時の「私」と、修論関係の調査をする時の「私」をかなり意識して区別しないとまずい場合はあるわけで。 とはいえ、考え方や自分の価値基準まで切り替えるのはなかなか難しいですよね。話し方や外見とか、そういう表面的な切り替えはやりやすいですけど。どっちも私であり、たまたま性質の異なることを同時進行でやってる、という感覚でいられたらベストかな。 私の場合、目の前にいる相手とできるだけ同じ「モノの見方」をしたいと思ったら、自分の価値観はとりあえずどっかに置いて相手の「ノリ」にあわせたり、服装とかメイクとかもなんとなく変えてみたり・・・なんとなく、そういうことをしてしまうタイプです。そういう「器用」な対人関係のとり方が、はたして「良い」のか「悪い」のかはわかりません。「本当の意味で誠実に人と接してない」と言われてしまえばそれまでだし。 ただ、私は「場」に応じた関わり方ってあると思っていて、特に自分とは違う世界に接する時、そういう「切り替えをしないと気づかないもの」ってたくさんあるんじゃないか――そんな気がしています。 少し抽象的な例えになってしまうのですが、自分のレンズに写るものには限りがあって、じゃあレンズの枠の外側を見たい時にはどうすればいいのだろう、と。レンズを外せれば手っ取り早いわけですが、自分のレンズってそう簡単には捨てられないわけで。だったら、できるだけたくさん自分のレンズを作っておいて、その中から最適なレンズを選んで、いろんな人とコミュニケーションすればいい――と思うのです。 それは、場所によって求められるもの(ふさわしい言動)が違うから、というのもあるし、「場」に応じた対応をすることで、自分の気持ちも切りかえてアイデンティティの混乱を避けているのかもしれません。 でも、これっていわゆる「裏表のある人間」っていう意味とは少し違うと私は思ってます。
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2002/10/27(日) もう10月も終わりですね ■「スケジュール」って必ず予定よりズレ込むもの 先週、調査のために某3区の選挙人名簿を見せてもらって、そこから男性1600人ほどをランダムに抽出しました。 半年前、私が教職とるって言ったら「意外すぎ」「そこまでは想像しなかった」と友人たちから言われました(笑)。まぁこれはある程度は予想してたんですが(自分でも考えてなかったことだし)、やっぱり私は、「規範」を与える側に位置する先生という職業には向いてないんだろうな、と思うことがしばしばあります。今頃気づいたんかいって感じですが(苦笑)。 それは別に「金八先生になれるかどうか」といった意味ではなくて、自分の価値観や性格と照らし合わせたときに、自分が「規範」を与える側にいられるかどうか、の問題なんだと思います。どうも私は、「規範」を与える側にはいられないみたいです。そっち側にいることはできても、やっぱりどこか無理があるというか、窮屈に感じてしまうというか。 ■「ホンネとタテマエ」 で、どうしてこんな話をもってきたかといいますと、卒論ではマンガやって、修論ではセクシュアリティをテーマにする・・・だけど、これをこの先もずっと自分の中心に持ってきていいのか、というか、私はこのテーマをベースに続けるつもりなのか、という疑問がこの半年ありました。 最近、ようやく見えてきたような気がします。それは何かといいますと、「時代性」「コミュニケーション」「ホンネとタテマエ(もしくは「表と裏のギャップ」)」・・・の3つに絡んでいること。 「“キレイ”な理想」だけ見せられても満足できない(というか納得しない私・・・)、かといってわざわざ「“キタナイ”現実」を「汚い」と言うだけなら誰でもできるし、だいたいそこだけ取り上げて問題視する気も起こらない。表も裏も両方みてから、自分の中で解釈する――そういうスタンスをとれたらいいな、といつも思うのです。難しいし、それこそ「“キレイ”な理想」かもしれないけど。
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2002/10/12(土) 「ハンター感想とケーキの話」 ■久々のハンター感想 もう10月になってしまいました。ほんと、更新が月イチぺースになってしまってすみません。言い訳をさせていただくと、今年から奨学金とバイトで生活しているうえに、2年間で教職の単位をとるために授業と課題でいっぱいいっぱいでして。 さて、今月は久々のコミックス15巻が発売です。個人的には「マサドラってこんな街だったんだ。本誌では落書きみたいだっ(以下略)」というのが一番初めの感想。 本編はどうかといえば、今週は休載でしたが、しかしもう私が今更ここで述べるまでもなく、先週のヒソカはすごかったですからね。あちこちのハンターサイトで騒がれていたように、私もそれ以上言うことがありません(苦笑)。 ■突然ですが、ショートケーキは好きですか? で、そんな「ショートケーキ」といえば、だいたい皆さん「いちごのショートケーキ」を思い浮かべますよね?白い生クリームの上に、いちごがたくさん乗っかってるケーキ・・・バースデーケーキの定番ともいえるでしょう。 ■「ショートケーキ」のトリック ところが、家帰って切ってみたら、スポンジにはさまっているのは「ももの缶詰め」(もしくは「みかんの缶詰」)・・・なんてこともあるわけです。 以前、私は某ケーキ屋でバイトしてたことがあるのですが、そこでは「いちごのデコレーションケーキ」と「ショートケーキ(スポンジにはピーチがはさんである)」の両方を売ってました。値段はもちろん違います。前者のいちごオンリーの方が高いです。でも、見かけはほとんど変わらないので(どっちも「ケーキの上には」いちごがのっかってるし)、お客さんから「どうして値段が違うの?」とよく聞かれたものです。 で、お店によっては「中はピーチ、上はいちごのショートケーキ」のみを「ショートケーキ」として売ってる場合もあるわけです。そういう時、別に店側は間違っちゃいないのに、客側としてはなんとなーく「あ、やられた〜!」という気分になるのは私だけでしょうか? で、私はこういう「意外性」っておもしろいと思うし、ケーキに限らず、何でも「ギャップのあるもの」に惹かれるタイプです。何かと何かのギャップとか、一面だけでない別の新しい面をみたとき、いいなあと思うのです。 小6の体育の授業で、自分が所属する野球チームを「ウルトラショートケーキチョコいちごチーム」というふざけた名前にしたのを覚えています。弱小チームだったので、やけくそになってたメンバー達が各自好きなものを一つずつ挙げていって、それを適当に合体させたらこうなったのです。 で、そうこうしてるうちに、他のメンバーの意見を聞いてる時間がなくなり、結局「ウルトラショートケーキチョコいちごチーム」で落ち着いたわけです。
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